ふじよしだ時空間絵巻

野外舞台で楽しむ幻想的なオペラ

暗闇迫る月江寺池にステージライティングを施し、光と音が調和する幻想的な雰囲気の中で西洋文化を代表する “オペラ”を楽しむ芸術イベントです。

開催日時
2022年8月20日(土)
開催時間
19:30~20:30(開場:19:00)
開催場所
月江寺池(雨天時:ふじさんホール)
※雨天時等の会場変更があった場合にはこちらでも情報を開示します。
※当日連絡先0555-21-1000
演 目  
道化師 Pagliacci
日本各地にある神社仏閣や日本庭園、また地域の象徴となる場所にコンサートライティングを施してステージとし、そこでオペラ作品のストーリーはそのままに歌とその物語に惹き込む語りとで約30分に凝縮し上演する“オペラエンターテインメント”です。

「文化振興≒観光振興」をコンセプトに「国内外への情報発信による地域の活性化」(まちおこし)に繋がる観光施策を目指した企画として2016年に内閣府「平成28年度オリンピック・パラリンピック基本方針推進調査」事業に採択、2019年には文化庁「令和元年度 日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業」にも選ばれ、アンケートでは国内外の来場者を問わず約9割のお客さまから高い評価を頂いています。

今後も地域の特徴を活かした文化エンターテインメントとしてオペラ好きの方は勿論、オペラを知らない方や外国語が分からない方も安心して楽しんで頂ける公演を展開して参ります。

2020年発表
第五回ふじよしだ時空間絵巻公開

あらすじ / Summary

時は王政を支持する“王党派” と国民主権を主張する“共和派”によりローマが混とんとしていた1800年6月17日。 自由・博愛を理想とする画家の「カヴァラドッシ」は“聖アンデレア・デラ・ヴァレ教会”で壁画を描いていた。
するとその場所に同じ思想の政治犯「アンジェロッティ」が脱獄してくる。「カヴァラドッシ」は盟友を助けたいと思い、時を同じく教会にやってきては「カヴァラドッシ」の浮気を疑い嫉妬する「トスカ」をなだめ帰らせ、隠れ家に向かうのであった。入れ替わりに教会に踏み込んできた警視総監の「スカルピア」。彼は逃亡犯が教会に潜んでいた証拠をつかみ、「カヴァラドッシ」がその逃亡を手伝っていると睨むや、再び教会に現れた「トスカ」の嫉妬心を煽り彼等の居場所を突き止めようとするのであった。
「トスカ」の後をつけ「カヴァラドッシ」を拘束した「スカルピア」。“ファルネーゼ宮殿”では「トスカ」に拷問で苦しむ「カヴァラドッシ」の叫び声を聞かせ逃亡犯の居場所を吐かせていた。嘆き悲しむ「トスカ」。その姿に興奮する「スカルピア」は彼に身を捧げることを条件に「カヴァラドッシ」の釈放を約束したのである。しかし「トスカ」は襲い掛かってきた「スカルピア」の胸にナイフを突き指すのであった。
“サンタンジェロ城”で処刑を待つ「カヴァラドッシ」。その元に「スカルピア」の死と、この処刑は見せかけだと告げに「トスカ」がやってくる。
「喜劇ね」といって微笑む「トスカ」。そんな彼女の前で「カヴァラドッシ」は本当に処刑されてしまうのである。
処刑後、死んでいる「カヴァラドッシ」を抱きかかえた「トスカ」は、この不条理を神に問おうと自らの命を絶つことを選ぶのであった。


2019年発表

あらすじ / Summary

貴族社会が隆盛な頃のパリ。社交界の夜の華であるヴィオレッタは高級娼婦として愛や神を信じない生活にあり、不治の病に冒されていた。
が、そんなある日、彼女の前に田舎の青年貴族であるアルフレードが現れる。彼はヴィオレッタへの一途の愛から健康のためにも今の暮らしを改めるようにと諭す。初めは聞き入れないヴィオレッタもアルフレードのひたむきさに心がときめき、彼との人生を選ぶこととなる。
パリを離れ、幸せな暮らしを始める二人。そこにアルフレードの父、ジェルモンが現れる。二人の関係を認めない父は、先ずヴィオレッタに息子と別れるように迫る。最期を悟り、愛や神を信じるようになったヴィオレッタは強く拒否するも「神に祝福されない結婚」とジェルモンに言われたことでアルフレードとの別れを承知してしまう。次はアルフレードだが彼は聞き入れなかった。逆に自分のもと去って元の夜の社交界に戻ったヴィオレッタを取り戻すためパリに向かい、その夜会の場で嫉妬に狂って面前の前で愛するが故にヴィオレッタを辱めてしまう。程なくアルフレードは我に返り悔やむも、彼はその日の晩のうちに討たれてしまい命を落とすこととなるのである。
アルフレードの死を知らぬままジェルモンからの手紙を信じ再会を待ちわびるヴィオレッタ。しかし彼女にはもう残された時間はなかった。
臨終に間に合い、ヴィオレッタの最期を見届けたジェルモンは、家族のためにと信じた自らの行いの罪深さをようやく知ることとなった。


2018年発表

あらすじ / Summary

近代化に伴い国の体制が変わり、それまでには無かった諸外国との交流も始まった時代。蝶々夫人と御女中のスズキはそんな様々な価値観が交錯する中で懸命に生きていたが、彼女たちの運命は異国人との結婚で大きく変わることとなる。その男の名はピンカートン。海軍士官として異国を渡り巡り、着任した先々で女性を囲うことを楽しみにしてきた男で、自国領事のシャープレスですら自制を促すほど。
一方スズキも女を食いものにする異国人の所行を知っていて心配するも、ピンカートンの愛を信じる蝶々夫人はついに婚礼の日にその結婚を反対する親族との縁までも絶ち、ピンカートンとの人生を選んでしまうのである。
幸せだった年月も束の間、ピンカートンはいい加減な約束を残し自国に帰ってしまう。しかし蝶々夫人はその言葉を信じて新たな縁談には耳も貸さない始末。それもその筈で彼との子供を授かっていたのである。そんなある日、ピンカートンの船が着港したことを知る。
喜びの中、夜通しで帰宅を待つ蝶々夫人。しかしその日は現れず夫人が疲れて休んだ翌朝、シャープレスに伴われてピンカートンがやってくる。が、その傍らには彼の妻も一緒だったのである。それを見て全てを悟ったスズキ。その後のことを覚悟し蝶々夫人に全てを告げるのである。 蝶々夫人は自身が育てられた教えに従い名誉と我が子の将来のために自決する、そしてスズキもまた自らの勤めを果たすのであった。


2017年発表

あらすじ / Summary

情熱の赴くまま、愛を求めて生きるジプシー娘、カルメン。彼女は常に男たちの羨望の眼差しの中に居たが、ある日そんなカルメンに目も くれない騎兵隊員のホセが現れる。初めはただの興味からゲームのようにホセを誘惑するカルメン。ただ次第にホセの誠実さに惹かれ恋い焦がれるようになる。そんなある日、ホセとの久しぶりの再会を心待ちにするカルメンに国民のヒーロー、花形闘牛士のエスカミーリョが声をかけてくる。
一目でカルメンを気に入り言い寄るエスカミーリョにそんな彼を軽くあしらうカルメン。仕方が無く「闘牛場で君の名を叫ぶ」と言い残しエスカミーリョは立ち去ると、ホセはその後間もなく現れる。嬉しさのあまり歌い踊り、ホセに尽くすカルメンであったが、当のホセは帰営ラッパを聞くと帰ると言い始める始末。カルメンは自分より規則を優先するホセに失望し彼の元を去ってしまうのである。
諦めきれないホセ。彼はエスカミーリョを愛するようになったカルメンが闘牛場に居ると知るとそこに向かい復縁を懇願する。
しかしその想いは叶えられるはずもなく、彼は衝動的にカルメンを刺し殺してしまう。
試合が終わりカルメンの亡骸の袂にへたり込むホセの姿を見留めたエスカミーリョ。その時彼は3人の悲劇的な愛の形を悟るのであった。

2016年発表

あらすじ / Summary

国を失い、召使いのリューを伴い旅に出たティムール王は、流浪の果てに息子であるカラフ王子との再会を果たす。 しかしその地はトゥーランドット姫を妻にとの命を懸けた謎解きが繰り返されている辺境の国。その晩も謎解きに破れた異国の王子の処刑が取り仕切られ、その最中にトゥーランドット姫を目に留めたカラフ王子は、自分もその謎解きに挑戦すると申し出てしまう。
謎解きは3問。カラフ王子は全問とも言い当てるがトゥーランドット姫はその後に及んでカラフ王子との結婚を頑なに拒否する始末。その時、カラフ王子は「夜が明ける前に私の名を言い当てることが出来たら自分は死にましょう」との約束を姫と交わすのである。
その謎は解かれないと安心しているカラフ王子に対しトゥーランドット姫はティムール王とリューがカラフ王子と一緒だったことを知り、その二人を拷問にかけて名前を吐かせようとする。するとリューは親子を救うため「その名前は私だけが知っている」と申し出て、全てを秘密にと姫の前で自害する。
その姿に愛の尊さを知ったトゥーランドット姫は慈しみを取り戻しカラフ王子と結ばれるのであった。

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