地域体験プログラム「SHIGOTABI」

2023年夏 クリエイターイベント情報公開

「考える人の、旅。」をコンセプトに山梨県富士吉田市で展開する地域体験プログラム「SHIGOTABI」の今年第一弾のクリエイターイベント情報が公開されました。「SHIGOTABI」は、さまざまな領域で活動するクリエイターとともに、地域に根付く歴史文化や産業、自然と向き合い、新たな視点で捉えなおすことで、地域の価値を育てていくことを目指しています。

2020年に富士吉田市のワーケーションプログラムとしてスタート。新型コロナウイルスの影響による観光消費の減少を背景に、これまでの富士吉田の観光のあり方を捉え直し、ユニークなクリエイターとともにワークショップやイベントなど、体験型のプログラムを開催してきました。
富士吉田市の魅力を体験し、暮らしや働く場所の第二拠点や移住先として関心を持ってもらうことで、一過性の観光を超えた継続的な交流を促し、地域の関係・交流人口の拡大に寄与してきました。2021年より、クリエイターとのコラボレーションを開始。外部のクリエイター視点を通じて富士吉田市に眠っている魅力を発掘し、ツアーの開催を通じて可視化、観光の活性化や関係人口の増加を促し、持続可能な地域の未来に繋げていく試みを行なっています。
そして、4年目を迎える今年は、7月22日(土)、9月30日(土)、11月25日(土)に、クリエイターとともに富士吉田の魅力を発掘するツアーを行います。

イベントへご参加する場合は以下のチケット購入専用webサイトから!(Peatix)

観察力と表現力、そして現実とファンタジーを組み合わせたユニークなワークショップ
イベント開催日11月25日(土)10:00〜18:00

「花とアリス殺人事件」「君の名は。」など数多くの背景美術を担当したマテウシュ・ウルバノヴィチ(Mateusz Urbanowicz)と共に、魅力的な富士吉田市で唯一無二のコンセプトアートワークショップを開催します。
当ワークショップでは、それらの精巧なフィクション作品のように、現実に基づきながら、想像力豊かな描き方を学びます。イラストの場所や建築物が実在しそうでありながら、空想独特の魅力と生き生きした存在感を与えるコツを紹介します!
NHK「ダーウィンが来た!」ディレクターと、街の生き物たちを観察・映像記録しよう
イベント開催日11月25日(土)13:00〜16:30

まちは人間のためだけのものなのでしょうか?
私たちの住むまちには、犬や猫、鳥、昆虫、微生物に至るまで、人間以外のさまざまな生物たちが共存しています。人間中心的な考え方から脱却し、多様な生物たちも含めた”アニマル・スケール・シティ”のアプローチが、今、求められているのではないでしょうか?
蒸留を通して受け取る富士山の森
イベント開催日11月25日(土)13:00〜17:00

富士山の麓の森は、多様で豊かな自然に恵まれ、そこに自生する野草や植物は、人々の日々の生活に寄り添っていました。
本イベントは、クラフトジンHOLONの蒸留を担う堀江麗さんと、富士山麓の森を歩いてその植生に触れながら植物から香りを抽出する蒸留方法の見学と、精油になった森の香りを体験する1日限りの企画を開催します。
富士吉田で木彫りの山づくり
イベント開催日:9月30日(土)11:00〜18:30

富士山の麓・富士吉田で開催する妄想山づくりワークショップです。
ゲストはAtelier Bond、 木工作家の野田沙織さん。富士山の麓、標高約750mにある高原都市である山梨県富士吉田市において、富士山などの山々とゆっくり向き合います。
富士山のふもとのレトロなまちで、自分だけの惑星を採集してみよう!

イベント開催日:9月30日(土)13:00〜17:00
 

昭和レトロな街並みが残る山梨県富士吉田市。
織物産業で栄えた下吉田エリアは「西裏(にしうら)」と言われる昔ながらの懐かしいお店の看板や建物のテクスチャがそこかしこに残っています。
擬態デザイナーの小瀬古文庫さんと一緒にまちを巡りながら、惑星発見器を通じて、自分だけの惑星を発見するワークショップ。

富士山麓のハーブと樹木を採取し香りを味わう
イベント開催日:9月30日(土)12:30〜15:30

富士山の麓の森には豊かで多様な植物が自生し、それぞれがいろんな香りを持っています。
400年以上前の戦国時代、千利休や豊臣秀吉が好きだったという「野点(のだて)」。
野点は、屋外でお茶を点てて、味わうこと。
古くから楽しまれてきた野点の文化から着想を得て、森の中で収穫した野生の樹木や、富士山麓で育てたハーブをお茶として飲むという体験をします。
富士山の麓・富士吉田で短歌制作ワークショップ
イベント開催日時:7月22日(土) 11:00〜18:00

富士山の麓・富士吉田で開催する短歌制作ワークショップです。
ゲストは歌人・伊藤紺さん。短歌の上達を目的とするのではなく、この静かな土地で、自分のなかに生まれる気分や感情と向き合い、自分との出会い直しを目標とします。
のらもじ in 富士吉田 Summer
イベント開催日時:7月22日(土) 10:00〜18:00

まちの中で見つけた文字をつかって、デザインに挑戦してみよう!
昭和レトロなお店の看板文字ってなんかかわいいですよね。
下吉田でも、お店の看板などで見かけるちょっと変わった文字(=のらもじ)は、お店の個性が現れた要素の一つです。本イベントでは「のらもじ発見プロジェクト」メンバーの下浜臨太郎さんと一緒に、富士吉田の街中にある「のらもじ」を歩いて発見しながら、お気に入りのフォントを使ってオリジナルの缶バッチを制作していきます。
昭和の気配感じる富士吉田でレトロな「のらもじ」を観察しながら、フォントの世界に秘められた魅力を感じてみませんか?
薬草を知り、野山を探検する - 薬草の旅 in 富士吉田
イベント開催日時:7月22日(土) 13:30〜16:30

富士山のふもとに存在する富士吉田。まちなかから少し歩いて山を探索してみると、土は黒く溶岩石が転がっています。火山が近くにあり、都市の自然とちょっと違う富士吉田らしい自然の様子が感じられます。今回は「薬草」をテーマに富士吉田の山を探検をし、どんな薬草(人にとって有用な植物)が生息しているのか観察しながら野山を歩きます。
まちに戻ったあとは、富士吉田産の薬草を使って「薬草のもと」を一緒につくります。
「薬草のもと」とは、薬草をアルコールで保存したもの。植物療法ではティンクチャーと呼ばれており、これを基にルームスプレーや化粧品を作ることができます。
今回の旅を共にする、植物療法士の村田美沙さんと一緒に、植物療法の観点から薬草について紐解きながら「薬草のもと」をつくり、富士吉田を探索した記憶を自宅に持ち帰りましょう。

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