レトロと現代モダンが融合した鉄道ファン必見の駅
1929年に開業した駅舎は建築当時、東洋一の建造物と言われていた名古屋駅を模して建てられました。2009年に、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏デザインによる、レトロな味わいを生かしつつ、21世紀モダンの駅に生まれ変わることをコンセプトに下吉田駅舎は生まれ変わりました。天井画を大胆に配置した吹き抜け、富士の稜線をイメージしたベンチ、センターテーブルが配されたコンコース等、ゆとりある雰囲気を演出し、駅にいながら富士山や桜並木などの風景を楽しめる空間を作っています。また、この駅には鉄道好きにはたまらない施設が併設されています。その名はブルートレインテラス。「ふじ」の愛称で人気を博した寝台特急ブルートレイン(スハネフ14形式 寝台客車)の車両が展示されており、コアなファンには大人気です。土休日には特別に車両を開放しており、車両内部も楽しむことができます。駅に併設された喫茶店・下吉田倶楽部では、挽きたてのコーヒーを飲みながらトレインビューを心ゆくまで堪能できます。新倉山浅間公園の最寄駅としてもご利用ください。
- カテゴリ
- 美術館・博物館
- お土産・直売所・道の駅