ザック(大きさ,パッキング,防水対策)について

適切なサイズで荷物をしっかり守れるものを選ぼう!

山の上で起こる色々な事態を想定して準備した荷物を入れるザック。大きすぎると背負いづらく、負担が大きくなってしまいます。逆に小さいと荷物が入りきらず心配なことも。
併せて、防水にも気を配らないと大事な荷物がびしょ濡れになってしまう事も。
大きすぎず、小さすぎず。
富士山に登るために必要な道具を収納するには、おおよそ30ℓのザックが必要になります。

ザックの中には、フリースやダウンなどの防寒着、雨が降った時に使用する雨具、手を守るための軍手やグローブ、ズボン、シャツなどの着替え、タオル、靴に小石や砂が入るのを防ぐフットスパッツ、ザックを雨から守るザックカバーを用意しておきましょう。
さらに、周囲が暗くなった時に役に立つヘッドライトや予備電池、腕時計やスマホ、携帯医薬品、ペットボトル(1人1L以上:500mlボトル2本以上が目安)、食料も用意しておけば、売店が混んでいても安心です。

これらを全て収めなければなりませんので、男性であればメンズ用を、女性であれば大きめのレディース用のものを用意しておいて下さい。
レディース用は、女性の体型にフィットしやすく、登山の際に体に密着し歩きやすいようになっていますので、体型や荷物に合った大きさのザックを選びましょう。
また、レディース・ザックは、ポケットが多く設置されているので、ハンカチやタオルなど小物類を収納することができます。
ただ詰めるのではなく、背負いやすく使いやすいように。
ザック容量が30ℓであっても、パッキング(荷物の詰め方)よっては、全て収納できない場合がありますので、しっていると便利なコツを説明します。

まず、使用頻度の少ないものを下に入れ、頻繁に使うものを、上に詰めることが重要。
そのため、パンツやズボン、アンダーウェアなどの登山中には使わないものから下に詰めていき、タオル・手ぬぐいの半数を中ほどに収納します。
その上に残りのタオルや予備電池、防寒具や雨具、携帯医薬品、ペットボトルなど、頻繁に使用するものを収納していきましょう。

荷物の詰め方で背負ったときの体感重量が違うので、ザック内にスペースができないように、詰めていくのが需要なポイントになります。また、一番重たい水はできるだけ体の近く、しかも背中の中心に入れるようにすると重さの感じ方が大きく変わります。逆に言えば、軽いものは体から一番遠くに入れておくことも覚えておきましょう。
せっかく用意したものが濡れないように。
富士登山中に驚くことの一つが、雨が横や下から降ることです。また、山の天候は変わりやすいことを念頭に入れて、準備しましょう。

まず、雨が降ったときには、隙間から雨水が入らないようにザックカバーをしておきましょう。天候にかかわらずザックカバーをつけておけば、不意に雨が降り始めても、ザック内への雨水の侵入を防ぐことができます。
また、雨が降り始めてザックから雨具を取り出すとき、中身が雨で濡れないように、ザックの中身を防水バッグに入れるのがおすすめです。
防寒具や着替えなど一つ一つを防水バッグに入れておけば、ザックの中に雨水が侵入してもすぐには濡れません。防水バッグの代わりとしてジップロックなどの利用も。
天候の変わりやすい富士登山をする際は、変わりやすい山の天候を知り、その準備をしておけば、登頂時に雄大な絶景と達成感を存分に味わうことができるはずです。

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