本八合目から山頂までルートをご案内します。山頂まではもう少し。焦らずゆっくりもうひと踏ん張り!
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本八合目からみた山頂方面。
徒歩20分
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御来光館
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標高3,450メートル、吉田口登山道(吉田ルート)八合五尺にある山小屋で大正15年に創設されました。
山小屋の名前の由来は、富士講中興の祖と言われる食行身禄(じきぎょうみろく)が、雲の動きから山頂でご来光を拝すことを断念し、少し下山したこの小屋の近くからご来光を拝したことに由来します。初代主は宮大工で山頂の富士山本宮冨士浅間神社奥宮の建設に従事し、その縁により大社境内であるこの場所の使用を許されました。
以前は、一番上にあるが故に、物資の運搬、特に水には苦労し、お客さんもそれほど多くなかったと言います。富士山頂に気象庁の観測所が建設される際に造られたブルドーザー道を利用し、静岡県側から物資の運搬が可能になったのは昭和35年頃のことです。それ以前の燃料は炭、照明はカーバイト、食事はご飯と佃煮という つましいものでした。現在は、ライブカメラも設置されており、山小屋からの景色をホームページから見ることができ、登山者への情報発信も行われています。
(出典:富士山吉田口環境保全協議会 山小屋だより)
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九合目
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白木の鳥居が見えたらいよいよ九合目です。標高は約3,600m。
道幅が狭くなっていますので、しっかり山側(内側)によって歩行しましょう。
鳥居を越えたら山頂はすぐそこです!
御来光館から徒歩30分
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迎久須志神社
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九合鳥居を越えると迎久須志神社となります。
現在は閉鎖されていますが、一昔前はこちらで九合目の焼き印を押してもらえました。
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山頂直下150mは再び岩場になります。道幅が狭いので、渋滞の原因にならないように、
ゆっくり登りたい方は左側、休まず登りたい方は右側を登りましょう。
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休みたい時は、道幅の広い場所で通行の邪魔にならないように。見上げれば山頂はすぐそこに見ることができます!
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山頂直下 鳥居
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山頂直下の鳥居です。階段を上ってコーナーをまわれば、いよいよ吉田口山頂です。
最後の苦しい登り、焦らずゆっくり一段一段すすみましょう。
徒歩25分
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吉田口頂上
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頂上の久須志神社です。お参りをすませ、頂上の石碑で記念写真をとりましょう。
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浅間大社奥宮(久須志神社)
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山頂にも山小屋があります。
温かいうどんや豚汁で冷えた体を温めましょう。
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お鉢巡り
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ゆっくり回って一周約二時間の行程。
アップダウンもある厳しい行程ですので、高山病の症状がある方は、残念ですが無理せず、下山しましょう。
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富士山浅間大社奥宮(富士宮口山頂)
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富士宮口の山頂に位置し、シーズン中はこちらに郵便局も併設されています。
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剣が峰
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以前は富士山レーダーが設置されていましたが、現在は取り払われ、富士吉田市に保存されています。
夏の早い時期にはまだ残雪を見ることができます
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最高峰の剣が峰への登りは馬の背と呼ばれ、最後の難関です。
非常に滑りやすいので、ゆっくり慎重に登りましょう。
そうすると、最高峰剣が峰に登頂です。
もう日本にこれ以上高い場所はありません。お鉢を背に記念撮影をしましょう。
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剣が峰からのお鉢
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剣が峰から見るお鉢の全体像です。お鉢には合計8つのピークがあります。
徒歩30分
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小内院
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お鉢には二つの火口があり、こちらは小内院と呼ばれています。
尾根上には釈迦の割れ石、雷岩が見られます。
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金名水
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頂上の僅かな落差によって雪解け水が湧く泉で、古来からご神徳があるとされてきました。
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吉田口山頂
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下山道
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下山は登りよりも早いペースで降りられますが、落石を落とさないために、必ず、山側(内側)を歩きましょう。
下山道は登山道よりトイレが少ないので気を付けましょう。
(富士山ホテルより下には七合目まで約一時間半はトイレがありません。)
また、途中で須走口(赤色)と吉田口(黄色)の分岐がありますので、見落とさないように気を付けましょう。
※下山道は荷揚げ用ブルドーザーとの供用になります。
すれ違いの際のみ、谷側に寄りましょう。
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下山道【吉田口】
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下山道はスコリアで滑りやすくなっており、登山した疲れも出てくるのでゆっくりと。
トイレの無い区間があるので、よく確認を。
登下山道通行可能期間:7月1日~9月10日
下山道七合目トイレから徒歩30分
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六合目【吉田口】
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ここから登山が本格的に。七合目までは途中にトイレはないので、こちらで済ませておくと安心。
『富士山安全指導センター』にて山中の情報入手もできる。
六合目から徒歩60分
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富士スバルライン五合目
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麓から五合目までの有料道路(富士スバルライン)について、本日の営業状況は下記リンクをご参照ください。
【富士スバルライン ホームページ】
山梨県側の富士山へのゲートウェイである富士スバルライン五合目は、富士山に登る人はもちろん、ドライブで立ち寄るだけでも楽しめる観光スポットです。標高約2300メートルに位置し、眼下には富士五湖や、時には雲海を見下ろす神秘的な光景を眺めることができます。また、レストランで食べられる富士山グルメも大人気!富士山の形を模した富士山カレーや、ここでしか食べられない富士山メロンパンなど、人気商品は行列ができるほど。エリア内には小御嶽神社があり、縁結びなどのご利益参りはもちろん、絶景スポットとして多くの参拝客が訪れます。
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