須走口との分岐点に位置する山小屋
標高3,400メートル、吉田口登山道(吉田ルート)八合目6番目の山小屋です。大正15年(1926年)に御来光館が創設されるまでは吉田口登山道の一番上にあった山小屋で、釈迦室・ホテル上室などといわれていました。明治中期頃までこの小屋を管理していた富士講の正広講により、北口本宮冨士浅間神社の大日如来を模して作った釈迦如来の仏像が祀られています。
本八合目は大行合(おおいきあい)といわれる須走口登山道との合流点で、昔から須走口側の関係者も情報が集まり、情報の共有がなされる場所であったとのことです。また、下山道と交差する場所にも近いため、登頂を諦めた登山者と下山してくる仲間とが合流する要であると共に、天候やルートの状態によっては、下山の判断を下す場所でもあります。
(出典:富士山吉田口環境保全協議会 山小屋だより)
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住所 | 〒403-0005 山梨県富士吉田市上吉田北向 |
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電話番号 | 0555-24-6511(ふもと連絡先) |
営業時間 | 予 約:ホームページにて予約 空室情報:ホームページにて問い合わせ |
アクセス | 富士スバルライン五合目から徒歩約5時間 |
トイレ | あり:チップ制 ¥200/回 |