2016年リニューアルオープン。安産守護神が祀られる山小屋。
標高2,790メートル。吉田口登山道(吉田ルート)七合目4番目に位置し、約150年の歴史がある山小屋。古い書物ではこの周辺の尾根を神満岩(カマイハ)や鎌岩、釜岩、カマ岩などの表記が見られます。
小屋の付近には溶岩洞窟があり、岩の間から伝う清水は古来より母乳にみたてられ、「飲むと乳の出が良くなる」とされるなど安産祈願の場所として信仰されてきた歴史があります。
山小屋に必要な物資の供給に馬が使われていたの時代(つい最近の昭和54年まで)、荷揚げの馬が登ってきていたのは標高2,700メートル付近とこの山小屋付近まででした。
(出典:富士山吉田口環境保全協議会 山小屋だより)
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